つぶやきブログ
「屋根の上のバイオリン弾き」観に行ってきました!
2018-01-24
博多座に、「屋根の上のバイオリン弾き」を観に行ってきました。
1967年から、初代の森繁久彌から現在の市村正親まで50年の歴史のあるミュージカルです。
何か楽しそうなタイトルですが、屋根から落ちないようにそつなく曲を奏で四苦八苦する様子は、故国を持つことが許されない流浪の民、ユダヤ人の苦悩を表現しているそうです。
しきたりを守ることで、その地がふるさとになるよう生きていきますが、時代と共にしきたりは壊れ、最後はロシア領から追い出されてしまいます。
荷物をまとめて、その地を旅立つ最後の場面で振り返る主人公の笑顔に色々なことを感じさせられる舞台でした。
今回も市村正親ワールドに引き込まれる素敵な舞台でした。